【スタッフブログ】東京で見えた“G-netらしさ”・・・
先日、東京で行われたイベント「MAKERS UNIVERSITY」の1期生による最終プレゼンに参加しました。
MAKERS UNIVERSITYとは、特定非営利活動法人ETIC.が
昨年度よりスタートした次世代のイノベーターを育成する学校です。
8ヶ月の間、現役起業家がメンターを務めるゼミに所属し、
自身が抱く世の中の課題にアプローチしました。
またすでに自らの事業モデルを構築している生徒も多く、
プレゼン者の大半は在学中に起業した学生でした。
プレゼンでは、8か月を経た第1期生が、
自身の今後のビジョンについて語りました。
※ETICは1997年から、東京を拠点に
長期実践型インターンシッププログラに取り組んでいる団体です。
MAKERS UNIVERSITY
長期実践型インターンシップの手法を利用し、
「大学生の挑戦」を加速させる事業を実施しているという点で、
ETICも我々も同じでありながら、そのプレゼンを聞いて感じたこと。
それは、私たちが目指しているものはMAKERS UNIVERSITYではない、
私たちはETICではない、ということです。
長期の実践プログラムを通じて学生が得る経験を
「守破離」で例えて考えてみます。
我々が提供するインターンシップもしくは就活伴走サービスは
「守」~「破」に当たるもの。
あるいは「守」のさらに素地作りかと思います。
我々は「破」や「離」を目指す学生の挑戦を加速させるために「守」を身につける、
その伴走者であろうとしています。
それに対して、MAKERS UNIVERCITYでのプログラムは
「破」~「離」に当たるのではないでしょうか。
自ら「守」を学ぶ機会を既に得て
必要な経験を積み(長期のインターンを経験し)、
在学中に起業できるほどの人材がMAKERS生の中にはいます。
基礎を得た学生が、さらに羽ばたくためのフィールドが
この学校なのだと思いました。
エティックとG-net、その違いを肌で感じた時、
「我々だからこそできること」が真に見えてきた気がしました。
「守」を身につけた現場・「守」を叩きこんでくれた師匠
共に「守」を磨いた仲間。
そんな土地や人やコミュニティに愛着を持ってもらう。
それがG-netが目指しているモノなのではないかと思います。
就いた企業に依存せず、自らが目指す目標や夢、
ありたい自分に向かって学び続けられるような“起業家的精神”を持った学生たち。
そんな若い力が増え、自分の人生を自分の意志で生きようと懸命に走る。
それが若者の挑戦に伴走する中で、一番実現したいと思うことです。
そしてその活躍の場が、地域の魅力的な中小企業であるよう、
G-netは企業や、地域とも伴走していきます。
「全校生徒、革命児。次世代のイノベーターを育成する学校」が
MAKERS UNIVERCITYなら、
G-netは「起業家を生まない起業塾」を
目指していくのかもしれません。