7/28 社会人向けインターンシップが始まりました!
7月28日(土)、名古屋工業大学NITech Hallで、第3期シェアプロのキックオフ・マッチング交流会を開催しました。シェアプロは、社会人が働きながら、3か月間、地域企業に飛び込み、事業課題や経営を革新する新プロジェクトに取り組むパラレルキャリアプログラムです。
第3期は一般公募の結果、19名の方がエントリー。
現職ではできない仕事に挑戦したい、自分のスキルをもっと多様に活かしたい、地域社会に貢献したい、兼業・副業を見据えた動きを始めたい、など様々な動機を持った方々が集まりました。
6月中旬のエントリーから、オンラインによるコーディネーター面談・企業交流会など経て、この日はいよいよ、実際に顔を合わせ、7社の中から参画企業を決めるお見合いのような場です。
シェアプロは、
1.シミュレーションではなくリアルなフィールドで
2.共感できる仲間とチームになり
3.企業の垣根を超えて、プロジェクトを共有し、成果を生み出す
ことをミッションにしています。個々人にとってのキャリアを磨く機会としてだけでなく、社会に対してインパクトを生み出す機会にもなると考えています。
参加者と企業には、「誰と、何を、何のために」やるのか、この部分を特に考えてもらいます。
今回、外部社会人の力をかりて、シェアプロに取り組む地域企業は、参加者の前で、5分プレゼンを実施。
足元の事業課題に取り組む企業、10年後を見据えた経営を革新する一手に臨む企業など7社がプレゼンしました。
その後、企業を囲む20分の座談会を経て、最終的に参加者は参画企業を決定、今回は、5社に対し17名がマッチングしました。
こちらの写真は、創業97年、名古屋の老舗合羽メーカー船橋株式会社のプレゼン風景。
シェアプロは2回目となる企業で
今回は「日本初の児童向け高視認性レインウェアを1万人の1年生に届けるプロジェクト」。
社会性の強いテーマで、この取り組みをどう持続可能なビジネスモデルにできるかが肝となるプロジェクトです。
こちらは、座談会の様子。今回初参加となる、有限会社大橋量器は、岐阜県大垣市の枡メーカーです。
衰退産業と言われる枡が、消費者に「選ばれるもの」になるために、これまで固定観念を覆す様ざまな挑戦を続けてきた企業です。
現在、事業の第1の柱は「量りとしての枡」、第2の柱は「酒器としての枡」。
今回は、「内装材としての枡」に挑戦。これまでとは全く異なる業界への参入で、これを第3の柱にするという社長と新卒社員の強い想いで取り組みます。
第3期シェアプロでこれから始まるプロジェクトです。
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・大橋量器(岐阜)
『枡×建築の初動を起こせ!枡の新たな挑戦、内装用建築資材としての販路開拓プロジェクト』
・飛騨五木グループ(岐阜)
『木のある暮らしを当たり前な社会に!moriwaku Café & 物販事業の多店舗展開の土壌作りプロジェクト』
・船橋(愛知)
『老舗カッパ屋のチャレンジ!!雨の日の危険から守る世界一“安全でカワイイ♡”レインコートを子供たち10,000人に届けるための販路開拓・広報プロジェクト』
・千古乃岩酒造(岐阜)
『小さな酒蔵が手掛ける素直な酒造り。千古乃岩酒造の想いとストーリーを届ける広報企画プロジェクト』
・山眞産業(愛知)
『桜素材のパイオニアが仕掛ける、桜市場拡大に向けて広報マーケティングプロジェクト』
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マッチング後は、プロジェクトごとにマシュマロチャレンジに取り組みました。
文字通り、チームで取り組む初めての挑戦です。各チーム、盛り上がりをみせていました。
翌29日からは、早速、プロジェクトごとに分かれ、フィールドワークを開始。
9/1中間報告・9/2フィールドワークまでは、週に1回のオンラインミーティングで事業を進めます。
過去のシェアプロの様子はこちら。
・第1期シェアプロ(https://smartjoin.style/sjs-20180515/)
・第2期シェアプロ(https://smartjoin.style/sjs-20180416/)
(2018/7/28)