【インターン体験談】元熱血高校球児がおくりびとに!?地元に愛される葬儀屋プロジェクトはホームランなるか!
2016年04月16日
低迷する葬儀業界に元熱血高校球児が一球(石)を投じる??
「僕、フツーの大学生だったんですよ。高校で野球にのめりこんでた時の自分は本当にキラキラしてて。大学でも高校時代みたいに一生懸命になれることを探していました。」
葬儀業界は、コミュニティの希薄化や消費者の簡素化ニーズによって収益が落ちている業界です。特に地域の葬儀屋が生き残るには新しい一手が必要。
岐阜県美濃加茂市の株式会社のうひ葬祭を舞台に、5ヶ月間インターンでこの課題に取り組んだ中京大学の水野さん(写真:中央)にインタビューしました。
そもそもなぜ葬儀屋に?
高校まで野球一筋だった水野さんは、大学に入ってから熱中できるものを見つけられずにいました。
それなりに単位を取って、遊びサークルに入って、バイトをして、でも何か物足りない。本当にこのままでいいのかと思っていた矢先に、長期実践型インターンシップに出会いました。
さてどの企業でインターンするか、当然目に留まったのはスポーツ業界の会社でした。さっそくエントリーするも、、、
「すごくがんばってインターンするための事前課題に取り組んだんですが、会社の経営上そもそもできなくなってしまって。あの時はもうあきらめようと 思ってコーディネーターのところに行きましたね。」
再び立ち上がりいざ、のうひ葬祭へ!
「あきらめます」の一言を言うために、インターン紹介先のコーディネーターの元へ。
でも会話の中で、「やっぱり僕のやりたいことはインターンだった」と気づいた水野さんは再び立ち上がります。まだインターンできる可能性があった企業は、岐阜県美濃加茂市の葬儀屋「のうひ葬祭」でした。見事事前課題をパスし、いよいよ念願のインターンを走り始めました。
プロジェクト始動
のうひ葬祭は自社の使命を「不安を安心に変える」と定義しました。そうなれば葬儀だけでなく高齢化する地元のコミュニティ作りや健康づくりにも貢献していく。そうして地元に必要とされる会社がその地域の葬儀も担っていく。
このプロセスを実現するため、地域住民の方々が参加できるイベントを企画するのが水野さんのプロジェクトでした。
結果のでない日々にまたも挫折→WillからShouldへ
「僕の先代のインターン生の永井さんがすごく結果を残してて、だから僕も結果を出すことに一生懸命になってました。今思えば企画が通らなくて当然でしたが、あの頃の僕はふてくされてましたね(笑)」
「水野とあいつは違う、目に見えない成果がある」
インターンが3ヶ月を過ぎてもスパイラルから抜け出せない水野さんを救ったのは、会社の上司からの言葉でした。
「この言葉をかけられた時に、ハって気づいたんですよ。僕のやりたいこと(Will)じゃなくてやるべきこと(Should)を企画するんだって。じゃあやるべきことは?って、それはもちろん会社の理念でもある『不安を安心に変える』ってことだって」
企画のホームランを打つため情報収集に奔走!!
自分のやるべきことは不安を安心に変えること、ならばまず地元の方が不安に思っていることを徹底的に調べ始めた水野さんは以下のことに気付くのです。
この企画を見事にヒットさせ会社からの承認をとることができました!!
現在は会社で取り組むプロジェクトとして実現に向けて動き出しています。
「ご縁を大事にする営業マンになりたい」
出会いだけで終わらせない、ご縁やつながりに変えられる営業マンになりたい、
「おくりびと」を経験した水野さんに迷いは感じられませんでした。現在は就活中ですがこのインターンを経験していなかったら、こんなに自信をもって就活はできなかっただろうと語ります。新しいステージに立った水野さんと株式会社のうひ葬祭のストーリーに筆者もすっかり惹かれてしまいました。今後の発展がとても楽しみです!
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インターンという概念にとらわれず、学生・企業双方の未来を作るためのプロジェクトへの参画者を募集するイベントです。
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