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【コラム】これからのインターンシップを考える通信 vol.2 夏休みのインターン報告

2017年10月30日

 

本通信では、昨今急増するインターン事情に対し、皆様のお役に立つような様々な事例をご紹介しながら教育・産業・社会のそれぞれの視点からインターンシップの価値や品質を考えていきたいと思っております。
さて、vol.2の今回はG-netでも実施していた夏休みのインターンに関してのご報告です。
今期は、短期~長期まで様々なインターンプログラムに企業・学生ともにチャレンジした夏でした。実施したプログラムは以下です。

 

 

【短期~中期】
■ビジネス体感プロジェクト(低学年向け)
①5日間:企業の魅力発掘プログラム
②15日間:市場リサーチ、イベント運営などの実践型プログラム
■サマーインターン(3年生向け)
5日間のうち、3社企業訪問するインターン。3社訪問することで、就活前に醸成、企業を見る目利き力を育成するプログラム

 

 

【長期】
・ホンキ系インターン
魅力的な経営者のもとで実践型の就業体験をする「現代版弟子入り」プログラム。インターン生が企業の新規事業など、一プロジェクトの責任者として邁進します。

 

 

この中でも、愛知県の委託を受けて行ったインターンである「ビジネス体感プロジェクト」(あいちモノづくり就労体験留学プログラム )について今回はご報告させていただきます。
本事業は、モノづくり県である愛知の中小企業の認知度アップや、組織・事業革新の促進を図ることが目的でもあります。

 

-採用のためのインターンって増えてきたけど、どんなことをしてもらうとよいのだろう。
-インターンを一回実施したことあるけど、あまりうまくいかなかった・・・。プロジェクト設計から一緒に取り組みたい。
-社内の若手育成に課題をもっている。若い人とまずはコミュニケーションなどとりたい。
-「インターン」って言葉、最近よく耳にするけど、どう活用していくとよいのか?わからない。

 

上記の課題を抱えた企業さんと、「働くって何か知りたい」と思う学生が取り組むインターン。
10月15日(日)に実施した成果報告会では、インターンした学生たちにどんな成果が出たか、どんなことを学び、次に活かしていきたいか等をプレゼンしてもらいました。

 

 

・中小企業に興味関心をもつことができた。
・中小企業であるからこそ、任せられる範囲が大きいなど、やりがいを持って働けることを知った
・「仕事」といってもひとえに様々な職種があることに気づき、漠然としていたイメージが少し明確になった。

 

など、「仕事」や「働く」といったことに興味関心をもつことができた学生が多くいました。

 

また、関心のなかった中小企業であっても、事務・営業・企画など、1社につき複数の職種のスタッフの方と関わる機会を多く設定したことにより、その企業の魅力に気づき、「特定の仕事に対する固定概念が薄らいできた」という学生もいました。

 

1、2年生からインターンってちょっと早いんじゃ・・・ではなく、自らの将来をより充実させるために、まずは一歩社会に出て、多様な人と関わる。
そんな経験ができるのが「インターン」なのではないでしょうか。

 

さて、企業さんは実際に受け入れてみてどうだったのでしょうか?
学生と関わることにより、若手への指導の仕方や、自社の隠れた魅力の発掘をできただけでなく、
一つの効果として、関わったスタッフのモチベーションアップや、若手社員のマネジメント意識の向上といった影響がみられた企業もあったようです。

 

5日間という短期のインターンであってもは活用の仕方により、直接採用につながるようなインターンシップではなく、社内の若手育成やモチベーションアップのためのツールとしても活用できるようです。

 

G-netでは、現在、春のインターンに向けて着々と準備を進めています。
どの企業さんも、熱い思いや信念を持った企業さんばかりで今から大変楽しみです。

 

G-netでは、大学関係者・企業の方に対して、インターンに関するお困りごと・ご相談等を随時受け付けております。お気軽にご相談くださいませ。

 

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