地域と人材のコーディネート事業を展開するNPO法人G-net（所在地：岐阜県岐阜市、以下「G-net」）は、大学生を対象とした地域での起業家育成プログラムを展開するNPO法人ETIC.が運営するチャレンジ・コミュニティ・プロジェクト及び、共創により個々の本来価値を引き出す実行型組織「ONE X」等、全国16団体と連携し、学生がオンライン上で繋がることができるwebキャンパス「つながるキャンパス」を2020年4月21日に開設し、参加者及び協力機関の募集を開始します。

COVID-19による全国的な緊急事態宣言や、それに伴う大学・高校の休校やオンライン授業への移行で、多くの学生がこれまでとは違う学生生活への移行を余儀なくされ、通信環境、孤独な学習・就活環境、キャンパスライフの欠如等の様々な課題に直面しています。こうした状況を受け、若者のキャリア支援に取り組んできたNPOや地域団体が協働し、オンライン上で学生同士が繋がりあえる環境作りに着手し始めました。学生同士のつながりや地域社会、社会人とのつながりなど、オンライン環境の中で可能な限りの社会接点を提供し、学習環境の質向上に取り組みます。

■オンラインキャンパス「つながるキャンパス」（以降、つなキャン）の概要
概要：オンラインツールを活用したweb上のコミュニティ形成を支援する仮想キャンパス
提供する取り組み：

1. 高校・大学によるオンライン授業等の合間に参加学生と繋がれるオンライン交流会の企画
2. 協働団体や社会人の仕事現場と繋がれるオンラインオフィスアワー（職場見学）の企画
3. 大手や地域の中小企業など多様なキャリアを歩む社会人と交流できるランチ交流会
4. キャリアコーディネーターや社会人メンターによるオンラインのキャリア相談やセミナー実施
5. 地域の仕掛け人等の多様なゲストを交えた横断型のオンラインセミナーの提供

連携地域や団体との協働を通じた上記の取り組みから開始し、今後大学毎の相談窓口や教員と連携した支援プログラムも予定しています。

■つなキャンの仕組み

学生は、スマートフォンやPC上のオンラインキャンパスにサインインすることで、興味・関心に応じて、自由にキャンパス内のコンテンツに参加することができます。協働団体のオンラインオフィスやセミナーへの参加、事務局や社会人メンターとのオンラインキャリア相談など、各種コンテンツを体験することが可能です。プラットホームは、パソコン、モバイル端末から参加可能な、ウェブを基盤としたコミュニケーションツールslackの活用を予定し、4月21日から運用を開始しました。

■つなキャンプロジェクト協働団体を募集します。
全国各地に政府より緊急事態宣言が出されるなど、日本全国の学習現場に混乱が起きているため、継続して運営に協力してくださる団体を募集します。
＜協働団体に期待すること＞　※個人での参画可
対象：
・地域に拠点を置くNPO・地域団体等
・学生生活を応援する民間企業・有志団体等
・取り組みに共感し、協働できる大学教職員等
協働内容：
・地域キャンパスの開設や運営のサポートや地域情報の発信や相談対応
・オンラインオフィスアワーでの体験機会提供
・ランチタイム交流会への協力やリモートで参加できる体験プログラムの企画運営
※インターンシップやイベント等
・大学授業との連携やオンラインセミナーへの登壇、運営補助
・各種寄付や協賛、事務局への人員提供等での協力
【4月25日時点の連携団体】13地域20団体（詳細はつなキャンwebに記載）

■つなキャンへの参加登録方法
対象：
1， オンライン授業や休講等の影響を受けている全ての高校生・大学生・大学院生
2， 協働機関として参画いただける企業や地域団体、社会人
参画費用：なし
申込方法：peatixよりお申込みを受け付けています。
学生による申込／協働機関による申込

今後予定しているつなキャン内での企画例
・ONEXに所属する社会人によるオンラインキャリアセミナーやオンライン就活相談会
・リモートインターンシップや兼業等のオンラインマッチングイベント
・各地域のNPO等で働く社会人とのランチタイム交流会
等の企画を準備していきます。

＜連携団体＞

NPO法人ETIC.について
新しい事業づくりを通して次世代社会を創り出すことに挑戦する起業家型リーダーを育成・輩出し、社会に新しい生き方・働き方のスタイルを提案するＮＰＯ法人。
※チャレンジ・コミュニティ・プロジェクトについて
地域に関わる誰もが役割を持ち、絶え間ない挑戦が生まれる社会を目指すべく地域の多様な資源・挑戦者と若者をつなぎ、新たなプロジェクトを生み出す全国70地域のコーディネーターたちの学びのプラットフォーム。

ONEXについて

大企業の若手有志社員の実践コミュニティ「ONE JAPAN」で出会ったメンバーが立ち上げた「ONE X」。共創によって「やってみたい」を支援し、「やってみたけど…」を解決し、全ての人がコトを興せる社会の実現を目指し取り組んでいる。