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【インターンOGOB社会人】5年ぶりの帰還。インターン先に転職したOB社会人の話

2017年10月19日

 

今回の先輩:谷合俊明さん
学生時代に3度のインターンを経験。大手雑貨店から、学生時代インターンを行った「まくらのキタムラ」へ転職。

 

 

【G-netインターン生が先輩社会人にお話聞いてきました。第2弾】

 

こんにちはG-netインターン生の髙橋です。
今回の記事は
・絶賛やりたいこと探し中の学生
・働くことに興味があり、バイトだけでは物足りない学生
・漠然と公務員を目指している学生
に是非読んでいただきたい記事です!
谷合さんが学生時代のインターンでどんなことを感じ、なぜインターンを経験した企業への転職を決めたのか、その理由を聞いてきました!

 

学生時代に3度のインターン!?

「バイトよりも、サークルよりも、部活よりも、社長と働く方が面白くない??」

 

そんな興味からインターンフェアに参加したという谷合さん。
「将来は公務員になり、地域に関わるものだと思っていたから、地域の面白い人たちと関われるインターンはやっておいて損はないと思っていました。」
自分の成長や、学生生活への不安が理由でインターンをする学生が多い中、地域企業に対するただの興味本位で参加した珍しい学生だったと言います。

 

興味から始まった1度目のインターン

 

当時、将来は「地域に関わるために公務員になる」という目標をもっていましたが、公務員になって何がしたいの、なぜ公務員になるのか、など具体的にやりたいことが明確に無かった谷合さん。しかし、1度目ゴッタライドでのインターンをしたことによって「企業で働く」といった新しい地域のかかわり方を知っただけでなく、より具体的な将来の目標ができたそうです。

 

「大学生までは出された問題に答えれば良いだけだったけど、インターンでは、課題を考え、見つけだすことから始める必要がある事に気づきました。」

 

当時「地域に関われる仕事は公務員だから、公務員になる」と漠然とした目標をもっていましたが、インターンを経験したことによって、地域の課題に目を向けるようになったそうです。

 

そして出会ったのが2度目のインターン先、現在の勤務先だったと言います。

 

 

やりたいことが見つかった、だからこそ2度目「まくらのキタムラ」でインターン

 

 

2度目のインターンは「自分のやりたいこと」を叶えるために行った谷合さん。

 

「インターン中に出会った社長達が抱えていた共通の課題が『良いものを作っても売れないこと』であり、そんな姿を見て、自分は地域の良いものを多くの人に届ける仕事がしたいと思うようになりました。」

 

いつしか目標が「公務員になる」ではなく、「地場産業の共通する『作り上手、売り下手』の課題を解決したい」という具体的な目標に変化していました。
そんな目標を叶えるために、大学3年時休学を決意し、飛び込んだのが「まくらのキタムラ」。

 

「自然な寝返りを助ける枕」という新商品を開発していた北村社長の下でネットショップの店長や、新商品開発などのマーケティング業務を行い「多くの人に地域の良いものを届ける」という思いを形にしていったと言います。

 

「北村社長の下でインターンをしたことによって、地場産業への思いが強烈に強くなりました。」

 

自社製造、自社販売を行う仕組みづくりをしていた北村社長の下で「良いものは伝え、理解してもらえれば売れる」ということを実感し、そんな「思いの乗った商品」をもっと知ってほしいという思いで溢れていたそうです。

 

▲「まくらのキタムラ」でインターンしていた当時の写真

 

そのまま就職することも考えたインターン先

 

「まくらのキタムラ」で1年間しっかりインターン生として働き、周りからも「就職はそのままキタムラでするの??」と聞かれるほど、「まくらのキタムラ」のことが大好きになったとのこと。

 

しかし
「社長や、企業の期待に応えられるのか勝手に怖くなり、逃げてしまったのかもしれない。」

 

当時社員が3名ほどであったキタムラに就職し、即戦力として活躍できるのか不安になったと振り返ります。
「逃げてしまった」そう語る谷合さんですが、キタムラや地場産業への情熱は忘れることがなかったと言います。

 

「まくらのキタムラや、地場産業の商品を売ることができる企業へ行くことしか考えていませんでした。」

 

その結果、売り場という魅力のある大手雑貨店に入社を決めます。
また、その後3度目となるインターンは地場産業の課題である、後継者不足を少しでも解決するためにG-netで行います。

 

 

忘れられない大切な価値観

新卒で大手雑貨店に入社し3年目で店長にとなった谷合さん。一見順調に見えますが、働きながらもずっと忘れられない価値観があったそうです。
「世の中に本当に必要とされるものを売りたい。」
「もっと自分の売りたいものを売りたい。」

 

学生時代「まくらのキタムラ」や他の地域企業の想いの乗った商品を間近で見て、売っていたからこそ、売上のためにあまり知らない商品を売る自分に違和感を覚えたと言います。

 

インターン先への転職

「『作り手の思いを理解し、自分が納得したうえでお客様に商品を手渡したい。』

 

その思いを北村社長へ打ち明けたら、また一緒にやろう!と声をかけていただきました。
その時、自分が必要とされているのはこっちなんだって思ったんです。」

 

自分が本当にやりたいこと、本当に必要とされていることを1度離れたからこそ、理解できた瞬間でした。

 

枕を通して、地域を元気に、世界を平和に

 

「枕は毎日使うモノ、人生を預けるものだから、売る方もしっかりと納得できるものを売らないといけない」

 

まだ転職して、10日(インタビュー時)の谷合さんでしたが、すでに自分の商品、仕事に誇りをもちキラキラしていました。

 

「睡眠は全人類に共通していることです。だからこそ世界規模で1人でも多く安心できる質の高い睡眠をキタムラの枕を通し提供していきたいと思っています。」

 

枕ではなく「元気な『おはよう‼』を創る」そんな想いをもつ「まくらのキタムラ」
そこで働く谷合さんは学生時代インターンで見つけた「地域の想いの乗った商品を多くの人に知ってほしい」その思いを行動に、形にしていました。

 


▲展示会にて:快眠を届けるという「想い」がのったキタムラの枕

 

 

最後に

 

キタムラの枕は、メディアにも取り上げられ現在大ヒットを続けています。そのワケは「枕ではなく『元気なおはよう!』を売る」という谷合さん、キタムラの姿勢にあると今回お話を聞き感じました。
また「モノづくり」において、商品の品質も重要ですが、それを生み出す人々の「想い」が最も重要であることに気づかせて頂けたと思います。
谷合さん、ありがとうございました!!

 

 

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