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第1期「Local NEXT in Tokai」最終審査会を開催しました

2019年08月20日

 
2019年8月4日G-netのチャレンジフォーラム2019にて、
第1期「Local NEXT in Tokai」の最終審査会を実施しました。
 

今回は書類審査を通過した3名が最終審査会に臨みました。
会場は、審査員と一般参加者、スタッフを合わせると50名以上が集まり、
良い緊張感と挑戦を応援するあたたかな空気に包まれる場となりました。
 

まずは、最終審査会に挑んだ3名をご紹介します。

伝統産業「枡」を空間装飾の内装材として日本中、そして海外へも市場を広げ、
更なる需要創出を目指す事業の立ち上げを担う。

5年後、売上3,000万円の事業に拡大することを見据える。

 

伊東 大地 氏 (有限会社大橋量器)
大分県出身。愛知県立大学スペイン語圏専攻卒業。
2018年、有限会社大橋量器に入社。入社後は5件の商品開発と日本酒バーとカフェのプロデュースに携わる。自身企画の商品がメディアに掲載されることにやりがいを感じている。去年の夏から社内の新規事業のリーダーとして、日々新しいことに奮闘中。今年の10月に大垣市で新たなイベントを企画中で、脳みそをひねりつぶしながら考えている。

今年6月に起業し、民間教育を通じた高校生の探求的な学びを得る場を広げる事業をスタート。文科省の指示により設置された「総合的な探求」の時間のカリキュラム設計と運営をサポートする仕組みの構築に挑む。

 

村瀬 匠 氏 (一般社団法人FILL 代表理事)
2012年名古屋大学教育学部卒業。前職では愛知県内の私立高校に対してキャリア教育プログラムを提供。
進路の1/3を就職で占める高校から、医学部医学科に進学する生徒が多数の高校まで、幅広い高校生延べ1000名程度にキャリア教育プログラムを実施。プログラムを通じて高校生の「やりたい」「学びたい」の発見や、「自己効力感」「自己表現力」の向上を促す。2016 年頃からは、その人自身がやりたいこと、学びたいことを行えるように促すため、探究サポートプログラム「ゆるぷろ」を独自に実施する。2019年6月から、それらのノウハウを活用して、「探究学習」を高校生向け民間教育、学校教育に対して提供する事業を開始する。

三重県産の旬の魚を使った離乳食の通販サービス「mogcook」の立ち上げから携わり5年。新たに地方の資源を活用した商品開発を、これまで積み上げてきた地方の資源を価値と感じている顧客層へ届けるサービスへと展開し、事業拡大を目指す。

 

立花 圭 氏 (株式会社ディーグリーン 取締役)
1985年岩手県生まれ。アメリカ留学中に紀北町の民宿でインターンシップを経験。日本の原風景が随所に感じられる紀北町のことを大好きになり、移住。
観光関連団体での勤務を経て、東代表が語る事業プランにワクワクしたことからディーグリーンへ入社。現在、地元の魚を使った離乳食材の通販サービス「ママを応援おさかな便 mogcook」の事業担当と制作業務の企画・営業を担う。\2017年度グッドデザイン賞受賞/三重県発。旬のお魚離乳食材通販サービス「mogcook」(モグック)

1人8分間の事業プレゼンと7分間の審査員と会場全体からの質疑応答を経て、
それぞれの新規事業に必要な支援は何かを審査員と真剣に議論しました。
 

討議の結果、登壇した3名それぞれに今の事業フェーズや課題解決に必要な支援内容で
助成していくことが決定しました。
 

討議をする中で大切にされていたことは、
プレゼンの上手さや事業モデルとしての優秀さで助成の有無を決めるのではなく
登壇者本人の挑戦(事業)への強い想いが感じられるか?
事業のボトルネックとなっていることは何で、それを解決する支援がこのプログラムで出来るか? でした。
 
登壇した3名からも、質疑応答の時間や審査員からの講評を受けて
「改めて、この事業が自分にとってのチャレンジであるか? この事業にとって何を支援・投資してもらうことが必要なのか?をさらに踏み込んで考えることが大切だと痛感しました。今回の審査会からも多くの学びを得られました。」
と感想をいただきました。


<審査員> 写真手前から、秋元祥治氏、田中貞一氏、高木朗義氏の3名に審査いただきました。

当日、参加者の皆さんからは、応援メッセージと共に新規事業に対するフィードバックや
具体的な連携・提案も添えたカードをご記入いただきました。
全員分のカードをリボンで包み第1期生となった彼らにひとりひとり贈呈しました。
 
 

今後の事業展開や支援の進捗については、随時ご報告してまいります。
3名の挑戦、引き続き応援いただけますと幸いです。
 
来年には、第2期「Local NEXT in Tokai」の公募を予定しております。
エントリー者と共に、寄付やサポーターも大募集しておりますので、
ぜひお力添えいただきますようよろしくお願い致します。
 
応援・寄付に関する詳細はこちら:https://beansfund.net/


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