【インターンOBOG社会人】「人の縁」から見えた俺の道。温泉王に俺はなる!!
2017年09月27日
先輩社会人:並河征之さん
現在 日本温浴研究所に勤務し、各務ヶ原の「恵みの湯」で副支配人を務める。
大学3年生時に運送会社でホンキ系インターンを経験。
「温泉王に俺はなる!」
冗談ぽっく聞こえてしまう、このフレーズ。でも言い続けることが重要と豪語しているのがこの方。
今回はホンキ系インターンを経験し、現在も温泉王への道に挑戦し続けているインターンOB社会人の並河さんにインタビューをしてきました!
今年で社会人4年目を迎える並河さんですが、学生時代はどんな学生でしたか??
インターンを始める前と、後で全く違います。インターンをする前は、The文系の学生で、金髪の飲み会大好き人間でした。そこから大学3年生でインターンを始め「よく考える学生」になったと思います。物事に対して「なぜ」という疑問感じ、改善できることはないかを考えて行動するようになりました。
そもそもどうしてインターンを始めたのですか?
最初はインターンを行うつもりはなかったけど、大学の同級生がインターンフェアで発表をするから、それを聞くため足を運びました。そこで、インターンを行った皆さんの話を聞くうちに「やってもいいのかもなー」と思うようになっていました。
大きな決め手が2つありました。
1つ目は自分の大学生活楽しかったけど特に何もないことに気づいたこと。
大学3年というタイミングで就活を控え自分の学生生活を振り返った時に、楽しかったけど新しい挑戦をしてもないし、できることをただやった学生でした。そこから自分の世界を広げたいという漠然な思いが生まれインターンでならそんな自分が変われると思いました。
2つ目は受け入れ先企業の社長に出会ったこと。
初めて会ったときに、体中からエネルギーが溢れていて
「この人と一緒にいたらすげーたのしそうだな!」「この人と一緒になにかやりたい!」「この人から学びたい!」という思いが自然と溢れ、企業やプロジェクトではなくこの人の下で自分の世界を広げたいと思い、インターンへの挑戦を決めました。
「自分の世界を広げたい」そんな思いをもって始めたインターンですがギャップはありましたか?
インターンを行えば、周りから様々なことを与えてもらえて、勝手に新しい自分に変えてもらえるものだと思っていました。でも実際はこんなにも自分と向き合うのかと思うほど、自分と対話をした時間でした。
なるほどー、インターンは自分と向き合う時間だったわけですね。どんな対話があったのですか?
「俺はなにがしたいのだろう」これをずっと自分と対話していました。
インターン先の社長が「やりたいことをやる」というこだわりを持っていて、そんな姿にあこがれを感じると共に自分のやりたいことはなんだろうと常に考えていました。結局インターン中に見つかりませんでしたが。
インターンをすればそれが見つかるものだと、見つけてくれるものだと思っていましたが、やりたいことや目標が見つからない中で業務のパフォーマンスも落ちていきどんどん苦しくなっていきました。
なるほどー、、、並河さんのインターンは自分との闘いだった訳ですね。辛そうです。。
では今の並河さんにとって、学生時代のインターンはどんなモノになっていますか?
確かに辛かったけど、振り返ってみるとインターンで得たことが今の自分をつくっていると思います。インターンをして得たこと大きく3つあります。
1つ目が「考えること」
インターン期間中、社長に「朝礼って何のためにやるの?」と聞かれたことがあり、その時に「みんなの士気を上げるためです」と答えたら、「それって割に合ってなくない?一人一人の時給を考えたらもっとできることあるよね」といわれそこまで考えるのかと感じました。そこから普段の生活の中には考える余地がたくさんあることに気づき、普通は考えなくてもいいことでも、一度立ち止まって考えるようになりました。
2つ目は「やり直しがきくとわかったこと」
先ほども話したとおり、自分との対話をしながら、目標がないまま仕事をするのがすごくつらくなってしまって、インターンを残り1ヶ月の時点で辞めてしまいました。会社にも取り返しのつかない申し訳ないことをしてしまい、自分の中でインターンを無かったことにして楽になることも出来ましたが、私の中でインターン中に出会った人たちとの縁を失ってしまう方がつらかったですし、否定的なままインターンを終えたくないと思い、あるタイミングで直接社長にしっかりとあいさつとお礼を言いました。その時に社長がしっかりと向きあってくれ、縁を繋げることができました。そこで自分のインターンを肯定的にとらえることができ、そこから「失敗やつらい経験も逃げるのではなく、自分の行動次第でやりなおしがきく」ということを学びました。
3つ目は「人の縁」です。
インターンを行いそこで出会った人たちや、その人たちの考え方に触れられたことが一番インターンをやってよかったと感じるものでもありますし、魅力だと感じます。
今でも相談・報告をできるインターン先の社長、G-net職員や、お互いに背中を押しあえる同期、そんな人達との縁をつないで貰いました!
「人の縁」ですか、、僕もG-netでインターンをしている中で日々感じているものです!
今の勤務先(日本温浴研究所)も何かの縁で出会ったのですか?
就職活動は「知らずして判断はできない」と思い、就活を通して知らない企業や、業界を知ることを大切にしたし、それを楽しんでいました。そうしているうちに自分の中で「人生一回しかないなら若いうちから裁量を持たせてくれ、挑戦させてくれる企業がいい」という軸ができました。
そのタイミングで、たまたま機会があってG-netを通して日本温浴の社長と会い、採用に関係なく親身になって話を聞いてくれ、アドバイスをくれる姿勢を目の当たりにして興味を持ちました。
また、最終的に2つの企業で迷ったのですが、片方は社員数が300人で、日本温浴は7人でした。そこで、7分の1のほうが明らかに早く責任のある仕事を任せていただけると思い、今の会社に決めました。
ではお風呂とか、温浴業界にもともと興味があったわけではないのですね!?
もともとお風呂をすごく好きなわけではなくて、人並みに好きってくらいでした。
決め手としては、先ほど話した社員の少なさとあとは「決める重要性」に気づいたことです。
それまでは就活を通し多くの魅力的な企業を知って、1つに絞り込むのはもったいないと感じていました。しかし、1つに絞ることで誰よりも早くそれに取り組むことができ、トップランナーになりやすいと考え、私の場合は就活のタイミングで「俺の人生はお風呂」と決めきったことで、突っ走る道ができました。
もったいないと感じる人だったからこそ、決めきることが重要だったと今は感じています。
「俺の人生は風呂」と決めきることで、道ができた並河さんですが、今後めざす姿があれば教えてください。
「温泉王に俺はなる」
これです。
実は地域とお風呂屋さんは密接な関係にあり、お風呂屋さんは地域にとっての憩いの場所や、集まる場所というコミュニティーを守るうえで大切な役割があります。その役割を今後も守る必要があるため、お風呂屋を続けることで地域貢献をしていきたいと思っています。また温浴業界として考えた時に、他の地域でもお風呂屋として地域を守っている企業が多く存在します。そんなところが困っている時に手を差し伸べる存在になりたいです。
それが「温泉王になる」ということです。
では、本気で温泉王をめざしているのですね!
本気です!
お風呂を守ることは、地域を守ること、日本を守ることにつながります、だからこそこの志はずっと持ち続けます。
では最後に、今の並河さんから学生に向けてメッセージをお願いします!
「自分の想像以上の変化は、他人からしか得られない」ってことを伝えたいです。
今までの私を振りかえると、インターンや就職先もきかっけは他人で、自分の想像だけで動いていたら、変化も成長も想像できる範囲で終わってしまっていたと思います。
だからこそ、自分の想像以上の状態を作り出すためには他人の力が必要だと感じ、学生の皆さんにも知って欲しいことです。
インタビューを終えて
想像以上の変化は、他人からしか得られない。本当にそうだと感じました。今回並河さんのお話からもたくさんの学びと気づきを頂きました。それは並河さんにインタビューをしないと得られなかったものであり、想像以上の大切な言葉を頂きました。
インターンでのつらい経験を、自らの行動でプラスにした並河さんから、思いと行動の関係性を強く感じました。思いがなければ行動も生まれず。行動がなければ思いは表現されません。現在は温浴業界と地域に対する思いをもって挑戦している並河さん、今後温浴業界での活躍が楽しみです!
自分の世界広げたい、学生生活にもっと刺激が欲しい、もっと充実させたい。
そんな漠然な思いを持っている学生さん是非インターンフェアに足を運んでみてください!!
並河さんのように「人の縁」がつながるとともに、自分の本気(本当の気持ち)みつかるかもです!
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